須賀川市の農業

本市の農業は、水稲をはじめ野菜、果樹、畜産及び花きを基幹作物に複合型農業経営を展開しており、収益性の高い農業経営を実現して着実な発展を遂げ、首都圏への生鮮農産物の供給基地として重要な役割を担っています。

一方、農業者数は穏やかに減少し、中山間地域を中心に、農業担い手の減少や高齢化、農業後継者の不足、耕作放棄地の増加など問題が顕在化してきている状況にあります。

また、近年の米価及び農産物の価格下落、農業担い手の高齢化、土地基盤整備事業の進捗等により、農作業受委託や農地集積が担い手農家を中心に進められています。

今後、認定農業者の規模拡大を図りながら、農産物の価格下落に対応できる農業経営の改善を推進する必要があります。

▲明日の農業を創造する会▲
▲明日の農業を創造する会▲

組織概要

組織名
須賀川市認定農業者会
設立年月日
平成10年1月28日
加入者
総数375名(令和2年3月末現在)
全体研修会
▲全体研修会▲

須賀川市認定農業者会のポリシー

認定農業者会は、経営の改善と生産性の高い農業の確立を目指し、認定農業者会会員相 互の情報交換、各種研修会等による自己研さんを図り、「地域農業を担う経営体」として須 賀川市の農業の発展・振興に寄与します。

すかがわ産業フェス
▲すかがわ産業フェス▲

活動内容

(1)認定農業者への誘導活動

認定農業者自らが声掛けなどによる誘導活動を行うことにより、認定農業者の確保に努め、会組織の連携強化を図っています。

(2)認定農業者から地域に元気を!プロジェクト活動

  1. 明日の農業を創造する会全体研修会
    須賀川市認定農業者会全体で明日の農業を創造する会を実施することにより、農業経営の改善と、認定農業者会の組織活性化に努めています。
  2. 消費者交流・地産地消推進事業
    すかがわ産業フェスティバルを通して、地元農産物の試食提供、販売を実施することにより、消費者に対し認定農業者制度をアピールするとともに地産地消確立を目指しています。
    さらに地元や交流先の消費者と交流することにより意向調査や販路の拡大行っています。
  3. 地産外消事業
    静岡市「秋の市」などへ出展参加し、会員が生産した農産物の直売・ピーアールを行い、須賀川市農産物の地産外消を促進しています。
  4. 方部研修会活動
    地域内(市内7方部)認定農業者で組織する方部会による活動を行うことで、会全体では実施が困難な専門分野や地域特性を活かした分野についても調査研修を積極的に行っています。
▲認定農業者・農業委員 意見交換会▲
▲認定農業者・農業委員 意見交換会▲